『新生・鹿島』の勢い止まらず! 大岩体制無傷の5連勝で首位ターン「後半戦も総力戦でやっていきたい」

G大阪との上位対決を制し、前半戦アウェイ全勝

ガッツポーズを決める大岩監督 photo/Getty Images

延期されていた2017明治安田生命J1リーグの第13節が5日に行われ、暫定で4位のガンバ大阪と3位の鹿島アントラーズが市立吹田スタジアムで対戦した。勝てば首位浮上の可能性がある両チーム。是が非でも上位対決で勝ち点3を手にし、前半戦を首位で折り返したい。

そんな中キックオフされた試合は、両チームが前線から激しいプレッシャーをかけることで、めまぐるしい攻守の切り替わりが行われる。そのため、なかなか相手守備陣を攻略することできず、ただただ時間だけが過ぎ、スコアレスのまま後半を迎えた。

だが55分、ついに均衡が破られる。鹿島が高い位置でボールを奪い返すと、小笠原満男がダイレクトで絶妙なスルーパス。これをペナルティエリア内へ走りこんだ遠藤康がゴールエリア右横の角度のないところから技ありループシュートでゴールネットを揺らした。

その後、両チームが一進一退の攻防を繰り広げたが、スコアが再び動くことはなく、1−0で鹿島がG大阪を撃破。鹿島は勝ち点「36」まで伸ばし、セレッソ大阪と1ポイント差で首位に浮上した。なお、大岩監督就任後の『新生・鹿島』は公式戦で無傷の6連勝(リーグ戦は5連勝)を飾り、アウェイ全勝でリーグ戦を折り返す偉大な記録を打ち立てている。

試合後、インタビューに応じた鹿島の大岩監督は「大変厳しい、いろんな条件の中で、選手がよく頑張ってくれた。選手がピッチで表現してくれていることが反映されていると思うんで、自信を持って次の試合に臨みたい。中2日は変わらないので、FC東京戦に向けてしっかり準備するだけ。やり続けること、戦い続けること、プレイし続けること、それを後半戦もしっかり選手全員で、総力戦でやっていきたいと思う」とコメントしている。

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