復活の兆し見せる“神の子”F・トーレス、愛するアトレティコと契約延長 

退団が噂されたが、FIFAからの補強禁止処分が残留に影響か

退団が噂されたが、FIFAからの補強禁止処分が残留に影響か

アトレティコとの契約を延長したトーレス photo/Getty Images

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アトレティコ・マドリードは5日、FWフェルナンド・トーレスとの契約を1年間延長し、2018年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。

現在33歳のトーレスはアトレティコ・マドリードの下部組織出身で、1999年に15歳で同クラブとプロ契約。2001年5月に17歳ながらトップチームデビューを飾った。7シーズン過ごしたのちに、2007年夏にリヴァプールへ移籍すると、加入初年度からリーグ戦で自身のキャリアハイとなる24ゴールを記録(33試合に出場)している。その後、2011年夏にリヴァプールを離れチェルシーへ移籍。新天地では思うような結果を残すことができず、2014年夏にミランへのレンタル移籍を決断する。しかし、出場機会に苦しんだことで2015年1月に古巣アトレティコ・マドリードへの復帰が発表された。

そして、古巣で2015-16シーズンはリーグ戦30試合に出場して11ゴール、2016-17シーズンは31試合に出場して8ゴールを挙げ、復活の兆しを見せていたが、契約満了に伴って今夏の退団が噂されていた。中国やメキシコ行きなどが報じられていたが、クラブがFIFAから補強禁止処分を下されたこともあってか、契約延長を見事勝ち取った。そんなトーレスはクラブの公式サイトを通じて「みんなと一緒に居られることになってとても幸せだよ」と喜びを語っている。
『神の子』と呼ばれたトーレスも、早いものでもう33歳。来季は愛するアトレティコでどんなプレイを披露してくれるのだろうか。

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