白熱のハイプレス合戦を制したセレッソ 2試合連続の逆転勝ちで首位浮上

勝負強さを発揮

逆転ゴールを挙げたソウザ photo/Getty Images

8日に明治安田生命J1リーグの第18節が行われ、同リーグ2位のセレッソ大阪が同3位の柏レイソルと対戦した。

開始早々に攻め込んだのはセレッソ。5分、柿谷の左サイドからのクロスに杉本がヘディングで合わせるが、枠内にシュートを飛ばすことができず、先制のチャンスを逃してしまう。

セレッソのハイプレスに手を焼いたレイソルだが、相手の一瞬の隙を見逃さなかった。41分、カウンターで抜け出したクリスティアーノが敵陣にボールを持ち運ぶと、ペナルティエリア内にアーリークロスを送る。このクロスに武富がダイビングヘッドで反応し、貴重な先制点を挙げた。1-0とレイソルがリードし、前半を終える。

先制点を挙げた勢いをそのままに、後半開始早々はレイソルがゲームを支配。55分には伊東がドリブルで敵陣バイタルエリアを切り裂いてシュートを放つが、相手GKキム・ジンヒョンのファインセーブに阻まれた。

劣勢に立たされたセレッソだが、セカンドボールへの反応を再度徹底し、徐々にレイソル陣内に攻め込む。すると61分、コーナーキックのこぼれ球を拾った杉本がシュートを放ち、1-1の同点に。さらに70分、右サイドを駆け上がった水沼からのピンポイントクロスにソウザが右足で合わせ、セレッソが逆転に成功した。

その後、レイソルがサイドを起点に猛攻を仕掛けるも、セレッソが自陣深くで守備ブロックを敷いて守り抜き、試合はこのまま終了。セレッソが2試合連続の逆転勝利を収め、鹿島アントラーズを抜いて首位に浮上した。

[メンバー]
セレッソ:キム・ジンヒョン、松田 陸(→田中 裕介 61)、丸橋 祐介、マテイ・ヨニッチ、山下 達也、ソウザ(→秋山 大地 90+2)、山口 蛍、水沼 宏太、山村 和也、柿谷 曜一朗(→澤上竜二 61)、杉本 健勇

レイソル:中村 航輔、小池 龍太(→ハモン・ロペス 78)、中山 雄太、中谷 進之介、ユン・ソギョン(→輪湖 直樹 76)、大谷 秀和、手塚 康平、武富 孝介、大津 祐樹(→ディエゴ・オリヴェイラ 69)、伊東 純也、クリスティアーノ

[スコア]
セレッソ 2-1 レイソル

[得点者]
セレッソ:杉本健勇(61)、ソウザ(70)

レイソル:武富 孝介(41)

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