ルカク奪われるエヴァートンは来季の方が強力? 売却益を活かした補強に英メディアも注目

より強力なチームになる可能性も

より強力なチームになる可能性も

エヴァートンを率いるクーマン photo/Getty Images

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エヴァートンからFWロメル・ルカク獲得に近づいているマンチェスター・ユナイテッドには、来季プレミアリーグを制することが期待されている。ジョゼ・モウリーニョ政権2年目に注目しているサッカーファンも多いはずで、来季はこちらも積極的な補強を展開するライバルのマンチェスター・シティとともに注目されていくだろう。

しかし、忘れてはならないのがルカクを奪われる側となるエヴァートンだ。エヴァートンは今夏すでにGKジョーダン・ピックフォード、DFマイケル・キーン、MFデイヴィ・クラーセン、FWサンドロ・ラミレスなど積極的な補強を展開している。これだけでも十分脅威だが、英『Squawka』はルカクの売却益でさらなる補強に動く可能性があると今後の動きに注目している。

まずルカクの代役となる選手は必要で、現在はアーセナルFWオリヴィエ・ジルーやクラブの出身者でもあるマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーの復帰案が囁かれている。どちらもプレミアリーグで結果を残してきた実力者で、かなり大きな補強となる。
さらに同メディアは長期離脱しているヤニック・ボラシエ、万全の状態ではないアーロン・レノン、一貫性に欠けると指摘されるケビン・ミララスらに代わる優秀なサイドアタッカーも獲得すべきポジションだと主張しており、モンペリエのリヤド・ブデブズやサウサンプトンのドゥシャン・タディッチ、さらにチャンスメイカーとしてスウォンジーのギルフィ・シグルズソンを獲得する案もあると提案している。

いずれにしても、エヴァートンはルカクを売却しても強さをある程度維持できるかもしれない。それほどここまでの補強はスムーズで、仮にジルーのようなFWとサイドアタッカーを1枚加えることができれば2016-17シーズン以上の完成度を誇るチームが出来上がるかもしれない。同メディアもエヴァートンがトップ6を崩すかもしれないと期待しているが、6位でフィニッシュしたマンUもエヴァートンの躍進には注意しておくべきだろう。

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