“スピード失った”ルーニーはエヴァートンに必要か? レジェンドの古巣復帰に英メディアは疑問も

経験値はチームにとってプラスだが

経験値はチームにとってプラスだが

エヴァートン復帰が決まったルーニー photo/Getty Images

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FWウェイン・ルーニーのエヴァートン復帰が決まった。エヴァートンはルーニーがデビューを果たしたクラブであり、13年ぶりの復帰となった。

しかし英『sky SPORTS』はルーニーが今のエヴァートンにフィットするのか疑問もあると伝えている。31歳となったルーニーはスピードこそ失ってしまったが、そのぶん経験を積んだ。それは若い選手が多いエヴァートンを助けるものになるだろう。

しかし同メディアは、今のロナルド・クーマン率いるエヴァートンのハイプレスに合う人材なのかと疑問も投げかけている。解説を務めるジェイミー・キャラガー氏も「前線のプレスがハマらなければ中盤の選手に問題を起こし、最終的にはDFに悪影響を与える」とコメントしており、ルーニーが前線からどれだけ相手を追いかけることができるかは疑問だ。少なくともロメル・ルカクのようなスピードはもう持ち合わせておらず、機動力の部分には問題もあるだろう。
ルーニーをどう活かすかはクーマン次第で、センターフォワード以外にも中盤で起用することも可能だ。しかしどのポジションを務めるにしても、今のエヴァートンでは運動量と機動力が求められる。古巣復帰を果たしたルーニーは定期的な出場機会を求めているはずだが、エヴァートンにとってプラスとなるのか。指揮官としての手腕の見せ所となりそうだ。

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