主力流出のユーヴェはピンチ? ナポリ会長がスクデットに望み「我々は誰も売却してない」

ナポリにとってはチャンスか

ナポリのデ・ラウレンティス会長 photo/Getty Images

ユヴェントスがレオナルド・ボヌッチ、ダニエウ・アウベスと最終ラインの主力を立て続けに失ったが、これをナポリはどう捉えているだろうか。ナポリは今夏それほど市場を騒がせているわけではなく、現陣容を維持することを第一目標にしているように見える。このままユヴェントスがバランスを失えば、ナポリにとってはスクデットのチャンスが出てくるかもしれない。

伊『Medaiset Premium』によると、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長も現在のチームに納得しているようで、何とか2017-18シーズンにスクデットへ近づきたい考えを明かしている。

「我々は誰も売却していないし、代わりに数名の選手を獲得した。今年こそはと願っているんだ。サッリは選手たち全員に大きな影響を与えているね。我々は大きな家族であり、そこには対立や不満もない。すべてがパーフェクトに機能している」

同会長は今後1、2人の即戦力を獲得する考えは持っているようで、このまま現戦力を維持できれば悲願のスクデットにも期待が持てる。昨夏ナポリはユヴェントスにエースのゴンサロ・イグアインを奪われてしまったが、2016-17シーズンは勝ち点を86も稼いでいる。惜しくも3位だったが、この勝ち点は2015-16シーズンの82を超えている。チームは明らかに成長していると言えるだろう。

指揮官が交代したローマ、インテル、主力の数名が抜けているユヴェントス、大改革を続けるミランと今夏のセリエAは騒がしいが、ナポリの継続性こそがスクデットへのカギとなるかもしれない。

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