マンUまで3バック? 英紙がルカク&ラッシュフォードの”超強力2トップ”軸に布陣を予想

LAギャラクシー戦ではテスト

マンUを率いるモウリーニョ photo/Getty Images

「我々は4バックのチームだけどね」と語りながらも、マンチェスター・ユナイテッドを指揮するジョゼ・モウリーニョは15日のLAギャラクシー戦で3バックをテストした。3バックといえば2016-17シーズンのプレミアリーグを制したチェルシーが使用していたシステムで、他クラブも積極的に3バックをテストするようになっている。

モウリーニョはこれまでのキャリアであまり3バックで戦うことがなかったが、新シーズンのオプションとして検討しているのだろう。そこで英『TalkSport』は、マンUの3バックはアリかナシかを考えるべく独自に3バックのスタメンを組んでいる。まだマンUの選手ではない人物も混ざっているが、なかなかに興味深い11人となっている。

まずGKはダビド・デ・ヘアで変化がない。3枚のセンターバックは右に新加入のヴィクトル・リンデロフ、中央にエリック・バイリー、左にはマルコス・ロホだ。右のウイングバックにはプレミア屈指の攻撃力を誇るアントニオ・バレンシア、左には獲得候補に挙がっているインテルのイヴァン・ペリシッチを入れている。

中盤は3枚で、アンカーには大ヒットしたアンデル・エレーラが入る。インサイドハーフにはポール・ポグバ、ファン・マタの2人が選ばれている。そして2トップは若いマーカス・ラッシュフォードと、新加入のロメル・ルカクだ。ルカクとラッシュフォードの2人を前線に並べることができるのは大きな強みで、ぜひ試してほしい形ではある。

このシステムではアントニー・マルシャルやヘンリク・ムヒタリアンなどサイドを主戦場とする選手たちを起用しづらくなってしまうが、なかなかに興味深いオプションだ。左のウイングバックにはモウリーニョから100%信頼されているわけではないものの、攻撃力のあるルーク・ショーもいる。システムを完成させる人員はそれなりに揃っていると言えよう。

果たしてプレミアリーグでブームになっている3バックをマンUまで本格導入してくるのか。アーセナル、トッテナムなども3バックで成功していることを考えると、マンUも試す価値はあるはずだ。

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