トッティおつかれさま! 現役引退で今後は“ピッチ外のファンタジスタ”に

マネージャーになっても「ピッチで披露してきたようなことをしたい」

マネージャーになっても「ピッチで披露してきたようなことをしたい」

イタリア屈指のファンタジスタとして、多くのファンを魅了してきたトッティ photo/Getty Images

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これまで世界中の多くのサッカーファンを魅了し、楽しませてきた『ローマの王子』が、ついに現役生活に幕を下ろす。

ローマに所属する元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティは17日、自身のSNSやクラブの公式サイトを通じて現役を退くことを発表した。なお、今後はこれまで報じられてきた通りローマのディレクターに就任するとのことだ。

現在40歳のトッティはローマの下部組織出身で、1993年に16歳ながらトップチームデビューを飾って以来、24年ものあいだ同クラブ一筋でプレイ。2016-17シーズンをもってローマとの契約が満了を迎え、今後の去就に注目が集まっていた。シーズン中からフロント入りが報じられる一方で、現役生活に対する思いがまだあるのか、アメリカ行きや東京ヴェルディ加入などの噂も。日本のファンも『ローマの王子』のJリーグ参戦を期待したが、最後まで「愛するクラブ一筋」を貫いた。
そんなトッティがクラブの公式サイトのインタビューに応じ、「サッカー選手としての第一の人生が終わりを迎えた。そして今、重要なマネージャーとしての新たな人生が始まる。ピッチで披露してきたようなことをしたいと思っているよ」とコメント。新たな人生への意気込みを明かしている。

現役引退を決断したトッティは今後、選手としてではなくディレクターとして、ローマのために人生を捧げていく。はたして、『ローマの王子』は引退後もファンに多くの感動や喜びを届けることで、ピッチ外でもファンタジスタであり続けられるのだろうか。

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