日韓の若手FWが止まらない ザルツブルク引っ張る”南野&ヒチャン”をクラブ公式も称賛

ザルツブルクで活躍する南野 photo/Getty Images

今年冬にオーストリアリーグで3年連続得点王を獲得していたFWホナタン・ソリアーノが退団した際には不安もあったが、現在ザルツブルクはアジアの若手FW2人が引っ張っている。その2人とは韓国代表にも選出されている21歳FWファン・ヒチャン、もう1人は日本A代表への選出にも期待がかかるFW南野拓実だ。

2人は2016-17シーズンの主役とも言うべき存在で、ヒチャンはチーム内最多得点者だった。その2人はプレシーズンから好調を維持しており、8日のアンデルレヒトとの親善試合ではヒチャンが1得点、南野が2得点を記録。続く12日のチャンピオンズリーグ予選ではヒバーニアンズ戦でヒチャンと南野がそれぞれ1得点ずつ決めて3-0で勝利。さらに国内カップ戦1回戦のドイチュランズベルガー戦でも2人はそれぞれ1点ずつ決めてチームの7-0勝利に貢献している。

クラブの公式サイトも2人を称賛しており、「今のところ中盤をダイヤモンドにした4-4-2でヒチャンと南野が前線から良い仕事をしている。マルコ・ローズ率いるチームでは数名のヤングスターがすでに輝きを放っている」と伝えている。南野はダイヤモンドの頂点でプレイすることも多く、アシストでもチームに貢献している。

海外のクラブを日韓の若手FWが引っ張るというのも珍しいが、2人はチームにとって貴重な得点源だ。本来は南野も日本代表に選出されるにふさわしい選手で、2人としては2018ロシアワールドカップへ向けて新シーズンもアピールを続けていきたいところだ。

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