まさかボヌッチまでやってくるなんて…… ”大改革”のミランは今やスクデット候補なのか?

UCL出場権が目標は消極的?

新戦力の1人チャルハノール photo/Getty Images

マテオ・ムサッキオ、リカルド・ロドリゲス、フランク・ケシエ、ハカン・チャルハノール、アンドレ・シウバなど積極的な補強を展開していたミランは、チャンピオンズリーグ出場権獲得が1つの目標と思われてきた。しかし、ユヴェントスからDFレオナルド・ボヌッチまで獲得したことは全くの予想外だった。以前クラブOBのズボニミール・ボバン氏は今夏ミランが獲得した選手にはスターがいないと発言していたが、ボヌッチは世界最高のセンターバックの1人とも言われる存在で、紛れもないスター選手だ。

これに『Forza Italian Football』は「ミランがスクデット獲得候補か?」と取り上げており、今の戦力であればスクデットを狙うことも十分可能だろう。新戦力を指揮官のヴィンチェンツォ・モンテッラがどうまとめられるかもポイントだが、早い段階からフィットすれば優勝争いに絡むこともできるはずだ。

特に王者ユヴェントスはダニエウ・アウベス、ボヌッチと最終ラインの柱とも呼ぶべき選手が抜け、ローマとインテルは指揮官が交代している。新戦力の補強で上手くいっているのは明らかにミランの方で、ライバルクラブがスタートダッシュに躓けばミランにも可能性はあるかもしれない。

戦力の流出がないナポリも優勝候補の一角だが、ミランはそこに加わっていけるのか。今となってはチャンピオンズリーグ出場権獲得の目標はやや消極的と言えるかもしれない。

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