長友の”無敵”だった1対1に何が? 失点に絡む守備連発に米メディア「説得力に欠ける。SBは問題だ」

プレシーズンマッチでも失点に絡むケース目立つ

プレシーズンマッチでも失点に絡むケース目立つ

インテルの長友佑都 photo/Getty Images

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インテル愛を貫いてきた日本代表DF長友佑都は、やはり生き残ることができないのだろうか。長友はフランク・デ・ブールが率いた2016-17シーズンより苦戦が続いており、指揮官がステファノ・ピオリに代わってからもポジションを確かなものとすることはできなかった。さらにナポリ戦では失点に直結する致命的なミスを犯してしまうなど、出場時には不安定なパフォーマンスもあった。

それは日本代表でも変わらず、ロシアワールドカップ・アジア最終予選のタイ代表戦ではペナルティエリア内でクリアする際にスリップしてしまい、そのまま相手選手を倒してPKを献上してしまう場面があった。現在おこなわれているプレシーズンマッチでも高い評価を得ているとは言えず、ニュルンベルクとの試合では失点に絡んだと批判を受けている。さらに21日におこなわれたシャルケとの一戦でも相手のキックフェイントに大きく引っかかってしまい、ゴールを許している。長友1人の責任とは言えないが、やや対応が軽かったかもしれない。

長友といえば1対1で絶対の強さを持つ選手で、ドリブルで長友を完璧に抜ける選手などほとんどいなかった。しかし最近は得意の1対1にも異変があり、失点に絡んでしまう場面も目立つ。今夏から指揮を執るルチアーノ・スパレッティの下でインテルに残留できる可能性もあると言われていたが、米『ESPN』は「長友は説得力に欠ける。サイドバックは問題を抱えるエリアの1つだ」と取り上げている。昨夏積極的な補強をおこなった際にもワールドクラスの選手がいなかったサイドバックは問題があると指摘されていたが、その問題は今夏も続いている。
今のところ良いアピールができているとは言い難いが、長友は当初の想定通りインテルを離れることになるのか。プレシーズンマッチの出来は厳しいものとなっている。

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