生涯ローマ宣言!? 大ケガを乗り越え完全復活を遂げたストロートマンのクラブ愛

クラブ愛を語ったストロートマン photo/Getty Images

「ローマはローマだ。退団なんて考えられない」

2013年夏にPSVから移籍して以来、ローマで5年目のシースンを迎えるオランダ代表MFケビン・ストロートマン。5月にローマとの契約を2022年まで延長した同選手が、愛するクラブについて語った。

現在27歳のストロートマンはたび重なる大ケガに見舞われ、加入当初こそ多くの出場機会を得ていたが、ローマでのほとんどのシーズンを棒に振ってきた。たが、そんな苦難を乗り越え、ついに復活。昨季は公式戦45試合に出場し、セリエAではチャンピオンズリーグ本戦ストレートインとなる2位奪取に貢献していた。

そんな彼が米『NBC』のインタビューに応じ、「ローマはローマだ。ここを離れることは僕にとって非常に困難なこと。退団なんて考えられないよ」とコメント。伊『calciomercato24』など、複数の伊メディアが伝えている。

そして、昨季を「ピッチに戻れたときはホッとしたよ。特にキックオフのときがね。僕は昨季、50試合近くプレイした。そして、チャンピオンズリーグの出場権も獲得することができた。本当に素晴らしいよ」と振り返った上で「ピッチでクラブに恩返しできたことが本当に嬉しかった。僕をローマに連れてきてくれたパロッタ会長も、僕がケガをしている間にいろいろとサポートしてくれていたんだ」と感謝の意を述べた。

さらに「ここで何かタイトルを得られれば、僕にとって生涯特別なものになるだろう。この街も他と比較できないくらい美しいしね」と新シーズンへの意気込みを明かしたが、ストロートマンは2000-01シーズン以来17年ぶりに、ローマに栄光をもたらすことができるのだろうか。

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