ジダンは増えすぎたMF、戻ってくるベイルをどう扱う? 新シーズンに待つ難しい舵取り

レアルを率いるジダン photo/Getty Images

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2016-17シーズンはBチームが機能

レアル・マドリードを指揮するジネディーヌ・ジダンは、就任当初から選手たちを上手くコントロールしてきた。ターンオーバーも積極的に採用して出場機会の限られた選手たちの不満を軽減し、強すぎるBチームを作ったことも話題を呼んだ。

スペイン『as』は、そのジダンが新シーズンもさらに難しい舵取りを求められていると伝えている。今夏にはアラベスにレンタル移籍していたMFマルコス・ジョレンテが復帰し、レアル・ベティスからU-21欧州選手権でMVPに選ばれたダニ・セバージョスも獲得した。ハメス・ロドリゲスは退団したものの、カゼミロ、トニ・クロース、ルカ・モドリッチ、マテオ・コバチッチ、イスコ、マルコ・アセンシオがいるため中盤には実質8人ほどの候補者がいることになる。

同メディアは中盤の人員が多すぎることを取り上げており、これをジダンがどう回していくかは気になるところ。また、2016-17シーズンは怪我で欠場する機会の多かったFWガレス・ベイルの扱いも注目だ。2016-17シーズンはベイルを欠いていたこともあり、ジダンは中盤を1枚増やした[4-4-2]を採用する機会も多かった。しかしベイルが戻ってきた場合には[4-3-3]に戻す可能性もあり、そうなった場合は8人のMFがさらに余ることになる。
ベイルを含めたBBC、そして増えすぎたようにも見える中盤の選手たちをどう扱っていくかは大きな注目ポイントと言える。新シーズンもリーグ戦とチャンピオンズリーグをこなしていくうえでBチームが重要な存在となるのは間違いないが、ジダンはどうコントロールしていくか。

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