浦和戦2発の“トルコのメッシ” 独善的なプレイで放出候補に

浦和戦で躍動したエムレ・モル photo/Getty Images

独特な間合いのドリブルは魅力的だが......

昨夏にノアシェランからドルトムントへの移籍を果たしたエムレ・モル(トルコ代表)。狭いスペースでも独力で局面を打開するプレイに定評があり、“トルコのメッシ”という異名で各メディアで将来を嘱望されている。また、15日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017で浦和レッズを相手に2得点を挙げるなど、新シーズンを前にまずまずのプレイを披露した。

順調な仕上がりを見せているかに思われた同選手だが、22日に行われたボーフムとの練習試合ではシュートを打つタイミングや球離れの悪さが目につき、ドイツメディアから批判を浴びることに。「独善的なプレイに終始した」という辛口な寸評や、今夏にもローン移籍という形で同クラブを離れる可能性も否定できないという見方が、独『Kicker』で伝えられている。

前述の欠点が災いし、2016-2017シーズンのブンデスリーガで12試合の出場に留まった同選手。今夏よりピーター・ボス新監督が指揮を執ることもあり、定位置の確保に向けて懸命なアピールが必要となるが、敵陣バイタルエリアでの状況判断に磨きをかけることができるだろうか。

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