王者チェルシーはこのままで大丈夫か 守備崩壊、アザール&コスタ不在に不安も

プレシーズンマッチでは苦戦するチェルシー photo/Getty Images

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プレシーズンマッチでは失点も目立つ

プレミアリーグ王者チェルシーはこのままで大丈夫なのか。プレシーズンマッチの戦いからそうした不安を覚えたサポーターも多いのではないか。

アーセナルとの親善試合には3-0で快勝を収めたものの、その後おこなわれたインターナショナル・チャンピオンズ・カップではバイエルンに2-3、インテルに1-2と敗れている。プレシーズンなので結果をそこまで重要視する必要はないが、英『sky SPORTS』は守備の崩壊具合が気にかかるようだ。

2016-17シーズンのチェルシーは指揮官アントニオ・コンテが持ち込んだ3バックのおかげで安定した守備を誇っていたが、ここ2試合では相手に崩される場面も目立つ。インテル戦ではセサル・アスピリクエタが不運な判定からPKを献上してしまう場面もあったが、自慢の堅い守備に何か異変があったのは確かだ。同メディアはコンテが開幕までの2週間で守備を整備する必要があると主張しており、やや崩壊気味の守備陣を気にしている。
さらに攻撃陣についても、同メディアは「アザールの創造力、ペドロのスピード、ジエゴ・コスタのパワーが欠けていた」と不在者組の存在が大きいと主張。ペドロとアザールは時間が経てば戻ってくるだろうが、コスタはコンテの構想外になっている。チェルシーの前線からコスタのパワーが欠けてしまったのは事実で、アルバロ・モラタを獲得したとはいえ不安はある。

攻守両面においてチェルシーはすっきりした結果を得ることができていないが、コンテはしっかりと修正できるのか。優勝した翌シーズンに10位まで転落した2015-16シーズンのような事態だけは避けなければならない。

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