鎌田は今季のサプライズ候補だ 指揮官コバチも独メディアも日本の若きMFを絶賛「走力も世界レベル」

フランクフルトに加入した鎌田 photo/Getty Images

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1シーズン目から大爆発なるか

今夏にヘスス・バジェホやアンテ・レビッチら一部の主力が退団したフランクフルトは、ここまで若手とベテランを上手く融合させながら補強をおこなってきた。中盤ではスタッド・レンヌから30歳のスイス代表ジェルソン・フェルナンデス、ナポリから29歳のジョナサン・デ・グズマンの2人を獲得。日本代表MF長谷部誠がリベロではなくボランチでプレイする場合も含め、中盤には経験豊富な選手が揃う。独『SGE4EVER』も2人が国際経験豊富な選手だと伝えており、中盤からリーダーシップを発揮することも求めらられる。

一方、前線は20代前半の若い選手たちの活躍に期待がかかる。サガン鳥栖から加入した日本人MF鎌田大地(20)もその1人で、ドルトムントで活躍する香川真司のように海外挑戦1年目からの爆発に期待がかかる。

鎌田の他にもユトレヒトから獲得したFWセバスティアン・アレ(23)、ベンフィカからレンタルで獲得したU-21セルビア代表FWルカ・ヨビッチ(19)など若い選手が入ってきているが、同メディアはその中でも鎌田とレビッチの2人に注目している。
どうやら指揮官のニコ・コバチはヨビッチのクオリティにより大きな驚きを感じたようだが、それでも鎌田についても「テクニックは非常にいい。読みも鋭く、視野も広い。危険な場面から抜け出すためにダイレクトでどうプレイすればいいかを知っている。走力も世界レベルだよ」と称賛している。同メディアもか「鎌田とヨビッチの2人は比較的未知数な存在だが、サプライズになる可能性がある」と伝えており、そのクオリティは一定の評価を受けているようだ。

鎌田は海外生活に慣れている先輩の長谷部と同じチームで海外挑戦のスタートを切れることも大きなポイントだが、1年目から期待に応えてサプライズを起こせるだろうか。

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