消えることのない“ミラン愛” 元CEOガッリアーニ氏、これからは一ファンとして応援

愛するミランについて語ったガッリアーニ氏 photo/Getty Images

「人生を捧げてきたクラブを忘れられるわけがない」

アドリアーノ・ガッリアーニ氏にとってACミランというクラブは、やはりかけがえのないもののようだ。

30日に73歳の誕生日を迎えたガッリアーニ氏。長きにわたりミランの幹部を務め、CEOや副会長としてチームを支えてきた。だが、今年4月にクラブの株式を中国企業へ売却し、シルヴィオ・ベルルスコーニ会長が退陣したことで同氏もその座を降りていた。

ただ、チームを離れた今でもミラン愛は強く、伊『Radio Sportiva』のインタビューに応じた際に「我々がチームから離れていくことは決してない。人生の全てを捧げて働いてきたクラブだからね。あのクラブを忘れられるわけないだろ」とコメント。伊『Gazzetta dello Sport』などが伝えている。

さらに、紆余曲折はあったものの、契約延長で幕を閉じた期待の若手ジャンルイジ・ドンナルンマについても「移籍市場については何もコメントしない。ただ、ミランファンとして彼が残ったことは非常に嬉しいよ。ルーマニアのクラブ(ヨーロッパリーグ予備予選のクラヨーヴァ戦)との試合でも決定的な仕事をしていたしね」と述べた。

これからは一ミランファンとしてチームを支えていくガッリアーニ氏だが、クラブ側は彼らファンの期待に応えることができるのか。名門復活に向けて、新シーズンの活躍に注目が集まる。

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