レアルがスペイン代表を支配する日も近い 若いタレントがジダンの下で躍動

レアルを率いるジダン photo/Getty Images

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20代前半の実力者がズラリ

ジネディーヌ・ジダン就任以降のレアル・マドリードでは、若いスペイン人選手が次々と躍動してきた。今夏にはレアル・ベティスからダニ・セバージョスを獲得した他、DFヘスス・バジェホ、MFマルコス・ジョレンテもレンタルから復帰。今後のスペイン代表を支えていくのはレアルなのかもしれない。

スペイン『MARCA』も自国の実力者が多く所属していることに注目しており、「スペイン人選手だけでスタメンが組める」と取り上げている。GKにはキコ・カシージャ、サイドバックにはダニエル・カルバハルとナチョ・フェルナンデス、センターバックにはバジェホとセルヒオ・ラモス、中盤はセバージョスとジョレンテのボランチに、イスコ、ルーカス・バスケス、マルコ・アセンシオと2列目のタレントもいる。そして最前線はボルハ・マヨラルだ。アルバロ・モラタが退団したのは残念だが、今のレアルには実力あるスペイン人選手がズラリと顔をそろえる。この中で30代なのはカシージャとラモスのみで、他の選手は20代前半など若い。

特にアセンシオ、セバージョス、ジョレンテ、バジェホは今夏のU-21欧州選手権で準優勝した世代で、今後のスペイン代表を背負っていく存在だ。イスコ、カルバハルもまだ25歳と若く、スペイン代表のスタメン半分以上がレアルから選出なんて日もそう遠くない。バルセロナがジョゼップ・グアルディオラの下で黄金期を築いていた時にはシャビ・エルナンデスやアンドレス・イニエスタら選手はもちろん、チームスタイルまでバルサ流だった。ジダンの下で結果を残しているレアルもスペイン代表を支配することになるかもしれない。

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