[移籍]36歳で再び海外挑戦 元日本代表MF松井大輔がポーランド2部へ移籍「挑戦・挫折は財産」

再び海外挑戦を決断した松井大輔 photo/Getty Images

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「自分の道は誰も歩めない。前進あるのみ」

ジュビロ磐田は2日、元日本代表MF松井大輔がポーランド2部のオドラ・オポーレへ完全移籍することになったことを発表した。

現在36歳の松井は、2004年に自身初の海外挑戦を決断。プロデビューを果たした京都パープルサンガ(現在は京都サンガF.C.)からフランスのル・マンへ移籍した。その後、サンテティエンヌ(フランス)やグルノーブル(フランス)、トム・トムスク(ロシア)など、欧州のクラブを渡り歩き、2014年に磐田へ完全移籍。約10年ぶりにJリーグへ復帰した。そして、2015年シーズンには同クラブのJ1復帰に貢献。今季も公式戦11試合に出場していた。

そんな松井はクラブの公式サイトを通じて「シーズンの途中でこのような報告をすることになり、心苦しい」とコメントしつつ「いま勢いのあるジュビロをみて、僕もつぎに進みたいと思い決意しました」と述べた。さらに「ジュビロで過ごした3年半、とても楽しくサッカーができた。チームの雰囲気はアットホームで居心地が良い。サポーターの方々も温かかった」とジュビロ生活を振り返っている。
そして「監督をはじめスタッフのみなさん、サポーターのみなさんには感謝しかない。この年齢での海外移籍は、無謀と言われるかもしれないし、失敗するかもしれない。でも挑戦すること、挫折することは自分の財産になる。自分の道は誰も歩めない。前進あるのみ」と感謝の意とともに意気込みを語っている。

36歳で再び海外挑戦。自分を信じ、我が道をひたすら突き進んできた松井だからこそできた決断かもしれない。今後のさらなる活躍に期待したいところだ。

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