「久保、カルら昨季の柱が物足りない」 ベルギー紙はヘントが悲惨なスタート切ったと伝える

ヘントの久保裕也 photo/Getty Images

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国内リーグでも苦戦

昨季優勝プレーオフに進出したヘントが、今季は開幕から苦戦している。ヨーロッパリーグでは3次予選でアルタッハにまさかの敗北を喫し、国内リーグでもシント・トロイデンに2-3、アントワープには0-1で敗れている。ヘントには日本代表FW久保裕也も所属しているが、ここまでは不発だ。

ベルギー『VOETBALPRIMEUR』も悲惨なスタートを切ったことを取り上げており、昨季後半戦でチームの柱だった久保、サミュエル・カル、サミュエル・ジゴら冬にやってきた選手たちが物足りない出来に終わっていることを伝えている。中でも久保は1月に加入してから17試合で11ゴールと大暴れし、ベルギーの年間最優秀選手候補とまで言われている。

今季も久保の働きがヘントの結果を大きく左右するはずだが、開幕から対戦相手の警戒が厳しくなっている。それをどう攻略するかが1つのポイントとなるはずで、昨季ほど自由にはしてくれない。開幕前には少なくとも昨季の11ゴールを超えるとの予想があったが、久保はその期待に応えられるのか。
8月末に2018ロシアワールドカップ・アジア最終予選のオーストラリア代表戦を控える日本代表にとっても久保には状態を上げておいてもらう必要があり、ヘントでゴールを量産してもらいたい。そのヘントは12日にメヘレンと対戦することになっており、そのメヘレン戦で久保は4人抜きゴールを決めている。良いイメージもあるはずだが、メヘレン戦でこの悲惨なスタートを終わらせられるか。

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