ボヌッチ、ミラン移籍の真相を激白「決めるまでに48時間もかからなかった」

ミランのキャプテンマークを巻いてプレイするボヌッチ photo/Getty Images

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ミランへの移籍はクラブ側の意思でもある

今夏の移籍市場で、王者ユヴェントスからACミランへ電撃移籍したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、新天地での意気込みや移籍の真相などを明かした。

昨季、悲願の欧州制覇は惜しくも逃してしまったものの、前人未到のセリエA6連覇とコッパ・イタリア3連覇を成し遂げたユヴェントス。その中でボヌッチは、DFリーダーとしてチームの堅守を支えてきた。「欧州で最高のDFのひとり」と称されるまで成長したボヌッチだが、シーズン中からチームの指揮官を務めるマッシミリアーノ・アッレグリ監督との確執が噂され、今回の電撃移籍が実現。これが移籍理由ではないのかと、いくつかの地元メディアが報じていた。

だが、伊『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたボヌッチは「ユーヴェとアッレグリは昨季、非常に正確なチョイスをしていた。僕はそれに従っただけだよ。今回の移籍もそうだ。アッレグリは僕がこの移籍を選んだと言ったかい? 僕への評価はすでに過去のものだが、この選択はクラブ側が選んだ」と述べた上で「ミランはとても野心的なプロジェクトを持っていた。だから、僕は挑戦することを決めたんだ。移籍を決めるまでに48時間もかからなかったよ。すでにミラン愛も芽生え始めているしね。(ミランへの移籍は)決してお金のためじゃない」と語っている。
さらに「完全に立場は逆だが、ミランからユヴェントスへ移籍したピルロのようになりたい。キャプテンマークかい? 重要な責任を背負うことになる。僕は最初から最後までこのユニフォームのために全てを捧げることを誓うよ。ただ、本当に重要なのは誰がキャプテンマークをつけるか、つけないのかではない。チームにモチベーションがあるかどうかだ。ここには最高のチームを作る方法を知っている人が揃っている。ハングリー精神と高いモチベーションを持っているし、素晴らしい雰囲気が作れているよ」とコメント。そして「4年以内にチャンピオンズリーグを勝ち取りたい。僕はさらなる高みを目指しているからね。全てを手に入れたい。僕はチームを復活させるためにこのクラブを選んだ。勝つためにここにいるんだよ」と新天地でのさらなる飛躍も誓った。

はたして、ボヌッチはユヴェントスで成し得なかった『欧州制覇』の称号を、ミランで勝ち取ることができるのだろうか。

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