サウサンプトンに足りないのはゴール レドモンド「マヤも別の機会には決めたかも……」

サウサンプトンのレドモンド(写真右) photo/Getty Images

得点を奪えるチームに変われると自信

昨季のサウサンプトンはリーグ戦で8位と健闘したが、得点力に大きな課題を残した。吉田麻也、ジャック・スティーブンスのセンターバックコンビは高い評価を受けたものの、攻撃面ではチャーリー・オースティンが離脱するなど苦しい時期を過ごした。

そのサウサンプトンは今季開幕戦でスウォンジーと対戦したが、これもスコアレスドローに終わってしまった。今季もサウサンプトンの得点力不足は変わらないのかと不安を覚えたサポーターもいるだろう。この試合では吉田にも数回得点のチャンスがあったのだが、それも活かせなかった。それでも英『Daily Echo』によると、MFネイサン・レドモンドは次の決定機は吉田も決められるはずとコメント。新指揮官マウリシオ・ペジェグリーノの下で得点を奪えるチームになれると期待しているようだ。

「昨季はためらいがあったし、僕たちは全体的にどう攻撃するのか信じ切れていないところがあった。だけど新しい監督がきて、僕たちは新しいスタイルやプレスなどに取り組んでいる。僕はチームとして得点を決められると自信を持っているよ。この前の試合だとマヤが2,3度のチャンスを活かせなかったけど、別の機会には彼も決めたかもしれない。僕たちはホームで4月以降得点を奪えていないけど、それでも僕たちは昨季8位、カップ戦でもファイナルにいったんだ。もし決定機があれば僕たちは得点を奪うためにベストを尽くすし、まだシーズンは1試合戦っただけだよ」

サウサンプトンはフィルジル・ファン・ダイクを欠きながらも守備が安定しているため、攻撃面さえクリアできれば再びトップ10に食い込むことも不可能ではないはず。どう得点を奪うかが今季の1つのテーマとなるが、新指揮官の下で変わっていけるか。

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