もうレアルはカウンターだけのチームではない 敵将も「パスワーク、リカバリーも優れている」

完成されているレアル photo/Getty Images

チームカラーは大きく変化

ジネディーヌ・ジダン率いるレアル・マドリードは、数年前のレアルとは大きく異なるチームだ。中盤に実力者を多数揃え、どのチームが相手でもポゼッション率を高めることが可能となっている。そのテクニック、豪華さはバルセロナすら凌駕したと言われるほどだ。

そのレアルは20日に今季開幕戦でデポルティーボと対戦することになっているが、チームを指揮するペペ・メルもレアルがベストな状態にあると警戒している。スペイン『as』によると、ペペ・メルはレアルがポゼッションの面において完成されたチームと語り、以前のようなカウンターアタックだけが強みのチームではなくなったと感じていることを明かした。

「非常に完成されたマドリーを見ていて、数年前のようなカウンターアタックだけではない。スペースがあれば仕留めてくるし、今の彼らはポゼッションの面でも非常に優れている。パスワーク、ボールのリカバリーもそうだ。全てを上手く組み込んでいて、誰が出場するかは問題ではない。我々は戦うつもりだし、願わくば良い方向にゲームが動いてほしい」

先日のバルセロナとのスーペル・コパもそうだったが、現在のレアルはボールを奪い返すのも早い。チーム全体でのプレスの意識はBBCの3枚を揃えていた時とは異なるものだろう。今のレアルならば自陣に撤退する相手を細かいパスワークから崩せるが、開幕戦から格下デポルティーボをしっかり叩けるか。

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