レアル、ロナウド抜きでも圧巻のゴールショー リーグ連覇にむけて順調な船出 

先制点を挙げたベイル(11番) photo/Getty Images

決定機を確実にモノにしたレアル

20日に2017-2018シーズンのリーガ・エスパニョーラ第1節が行われ、レアル・マドリード(以下レアル)がデポルティボと対戦した。

最初に決定機を作ったのはデポルティボ。5分、左サイドを突破したアンドネがペナルティエリアに侵入してシュートを放つが、相手GKナバスのファインセーブに阻まれる。直後の7分にはアンドネがラモスとの競争を制してGKと1対1の局面を迎えるが、こちらもナバスがファインセーブで凌ぎ、デポルティボは立て続けに先制のチャンスを逃した。

立ち上がりこそデポルティボの猛攻に晒されたものの、徐々に試合を掌握したレアル。20分にはモドリッチが敵陣バイタルエリアでミドルシュートを放つと、GKルベンが痛恨のキャッチミス。こぼれ球を拾ったベンゼマがパスを送り、パスを受けたベイルがゴールに流し込んだ。さらに27分、サイドチェンジで相手守備陣を揺さぶると、マルセロの左サイドからのクロスにカゼミロが反応し、レアルが立て続けに得点を奪った。レアルが2点をリードし、前半を終える。

後半に入っても攻撃の手を緩めないレアルは、サイドチェンジを多用してデポルティボを圧倒。すると62分、ベイルの左サイドからのパスを受けたクロースが強烈なミドルシュートを突き刺し、リードを3点に広げた。

その後、レアルは88分にカルバハルがペナルティエリア内でガマを倒し、PKを献上。しかし、アンドネのキックをGKナバスがセーブし、失点を免れる。さらにアディショナルタイムにはラモスがこの試合2回目の警告を受けて退場となるも、何とか守り切り、同リーグ連覇にむけて順調なスタートを切った。

[メンバー]
デポルティボ:ルベン、ファンフラン、シェア、シドネイ、ルイジーニョ、モスケラ、ボルゲス(→A・ロペス 65)、ギリェルメ、カルタビア(→バジェ 78)、バッカリ(→ガマ 54)、アンドネ

レアル:ナバス、カルバハル、ナチョ、ラモス(→退場 90+1)、マルセロ、モドリッチ、カゼミロ(→M・ジョレンテ 72)、クロース、イスコ(→アセンシオ 66)、ベンゼマ、ベイル(→バスケス 80)

[スコア]
デポルティボ 0-3 レアル

[得点者]
レアル:ベイル(20)、カゼミロ(27)、クロース(62)

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