移籍話が急浮上のマルキージオ 父が『ユーヴェ退団説』を完全否定

ユーヴェ退団が噂されているマルキージオ photo/Getty Images

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指揮官との確執も噂されているが……

ここにきてユヴェントス退団の噂が急浮上しているイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオだが、彼の父が完全否定している。

ユヴェントスの下部組織出身で、2007-08シーズンにエンポリへのレンタル移籍を経験したものの、これまでキャリアを通してクラブ愛を貫いてきたマルキージオ。2016年4月に負った靭帯断裂の大ケガにより、昨季は思うような出場機会を得られず。キャリア最低となるリーグ戦18試合の出場にとどまっていた。すると、いくつかの地元メディアがマルキージオの『ユーヴェ退団説』を報道。指揮官との間に確執があり、ライバルクラブであるミランやかつての恩師アントニオ・コンテが率いるチェルシーが、そのスキをうかがって同選手の獲得を画策していると報じた。

だが、この報道を知ったマルキージオの代理人を務める父がすぐさま反応。インタビューで「私はその噂について何も知らない」とコメントした上で「我々は2年前にクラブと5年契約を結んでいる。まだ3年間も残っているよ。3日前にクラブと話す機会があったが、彼らは私に何も言わなかった。ミラン移籍は単なる噂だよ」と明かした。伊『calciomercato』など複数の伊メディアが伝えている。
さらに、マルキージオの父は「ここ数ヶ月間プレイできていないのであれば退団は考えるが、土曜日の試合(開幕戦のカリアリ戦)で出場したばかり。アッレグリとは全く問題ない」とも述べており、指揮官との確執も一蹴した。

残り約1週間となった欧州の移籍市場。これまで数々のサプライズ移籍が市場の終盤に起こってきたが、はたしてマルキージオの『ユーヴェ退団説』はどのような結末を迎えるのか。アッレグリと不仲が報じられたレオナルド・ボヌッチが、今夏の移籍市場でユヴェントスを電撃退団しているだけに、今後の動向も目が離せない。

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