コンテ、首脳陣との確執絶えず 早くも解任危機に

正念場を迎えているコンテ監督 photo/Getty Images

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リーグ戦での連敗を免れたが……

2017-2018シーズンのプレミアリーグ第2節終了時点で、1勝1敗の12位に位置しているチェルシー。今夏の補強方針に関するアントニオ・コンテ監督とクラブ首脳との確執が複数のメディアで報じられた同クラブだが、同リーグ第2節トッテナム戦で勝利を収め、何とかリーグ戦での連敗を免れている。

上昇気流に乗るかと思われた同クラブだが、コンテ監督より構想外を言い渡されたFWジエゴ・コスタの処遇をめぐり、同監督とクラブ首脳の意見が対立。コミュニティ・シールド(アーセナル戦)を含む公式戦で2連敗を喫した事実もふまえ、マリナ・グラノフスカヤ取締役が早くも同監督の解任を検討していることが23日付けの独『Sport Bild』で明らかとなった。なお、同取締役は後任候補としてトーマス・トゥヘル氏(前ドルトムント)とルイス・エンリケ氏(前バルセロナ)をリストアップ。特に若手を育て上げながら昨季のUEFAチャンピオンズリーグでベスト8入りを果たし、英語も堪能なトゥヘル氏の招聘を画策しているという見解が同紙で示されている。

第3節にエヴァートン、第5節にアーセナルとの対戦を控えるなど、依然として厳しいスケジュールが続くチェルシー。しかし、結果如何ではコンテ監督の進退問題に発展する可能性も否定できない。引き続き同クラブの動向を注視する必要がありそうだ。

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