チェルシーを離れた若手が主張 「もっと若手を使う勇気がないと」

ワトフォードに移籍したチャロバー photo/Getty Images

プレミアのクラブに若手の積極起用求める

チェルシーから出場機会を求めて移籍を選択した若手選手たちが輝きを放ち始めている。今夏チェルシーからはDFネイサン・アケがボーンマスへ完全移籍、クルト・ズマがストーク・シティにレンタル移籍、MFナサニエル・チャロバーがワトフォードへ完全移籍、ルーベン・ロフタス・チークがクリスタル・パレスにレンタル移籍、FWタミー・アブラハムがスウォンジーにレンタル移籍、ドミニク・ソランケがリヴァプールに移籍した。

アケとズマは開幕から3試合全てに先発し、チャロバーはイングランド代表にまで選出され、アブラハムもさっそくゴールを決めた。彼らはチェルシーでも主力選手のバックアッパーを務めるくらいの実力はあったはずで、数年後に放出したことを後悔するときがくるかもしれない。

英『sky SPORTS』によると、ワトフォードに移籍した22歳のチャロバーはイングランドのクラブには若手を出場させる勇気が必要だと主張している。経験を積むためには試合に出場するしかなく、チェルシーにはその勇気がなかったとの意見だ。

「みんなチェルシーでは非常に困難だと分かっている。チェルシーはワールドクラスのクラブであり、ワールドクラスの選手を抱えている。僕がチームに入るのは難しかった。勝利へのプレッシャーがあり、指揮官にとって若手を選ぶ判断は簡単ではない。だけど僕はチェルシーでベストを出したと感じている。今ワトフォードに移籍して自分自身を披露するチャンスがある。イングランドには優秀な若手が多いと思う。クラブは若手選手たちをプレイさせる勇気がないといけない。それが経験値を積む唯一の方法なんだ」

若手選手がチェルシーで出場機会を得るのは簡単ではないが、もっとチャンスを与えるべきだろう。チャロバーやアブラハムは自身がプレミアリーグで通用するタレントであることを今季証明しようとしている。

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