ナインゴランが代表引退に待った 「2大会続けてW杯に出ないのは残念」

ローマに所属するナインゴラン photo/Getty Images

メンバー漏れで怒りを示していたが……

ローマに所属するベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは、先日発表されたベルギー代表のメンバーリストに自身の名前がなかったことから代表引退を仄めかす発言をしていた。自身が代表メンバーから漏れたことへの怒りからくる発言だったのだろうが、どうやら少し考えが変わってきたようだ。

ベルギー『HLN』によると、ナインゴランは代表引退を宣言してからローマのモンチSDと話し合ったという。そこで同SDから説得されたこともあり、もう1度ワールドカップを目指そうとの思いに変わってきたことを明かしている。

「彼はワールドカップに出場しないといけないと言っていたし、難しくともオレも出場したい。2大会続けてワールドカップに出ないのは残念なことだからね。チャンピオンズリーグと並んで最も美しい大会だから。オレはタバコを吸う。それは本当だし、酒も飲む。だけど、オレだけじゃない。オレが代表から離れるのは常に競技とは関係のないことでだ。オレはライフスタイルを隠さないし、恥ずかしく思うこともない」

「ローマでの自分のパフォーマンスは良いと思っている。もし戦術的な問題があるなら、マルティネスはオレに言うべきだ。だけどイタリアで過ごした13年間でオレは何か問題があったとは思わない。ベルギー代表のMFとしても2、3度良い試合をした。フランス代表戦ではほとんどDFとしてプレイし、25ヤードのゴールも決めたのだから」

ナインゴランは先日怒りをぶちまけていたが、もう1度ロシア行きを目指す考えに変わってきているようだ。ナインゴランは前回大会もワールドカップメンバーから漏れているため、出場したいとの意志は強いはず。ベルギー代表としてもナインゴランは大きな戦力となるが、今後代表監督のロベルト・マルティネスはナインゴランをどう扱っていくのか。

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