スターリングはリヴァプール時代から成長していない 英紙が指摘するスタッツの差

マンCのスターリング photo/Getty Images

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マンCでは順調に成長できてない?

2015年の夏にリヴァプールからマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、確実に成長しているのだろうか。リヴァプールのトップチームで17歳からプレイしていたスターリングにはイングランド代表の将来を任せられるとの意見もあったが、マンCに移籍してからはそうした意見も沈静化しつつあるように思える。

昨季からは世界最高の指揮官の1人でもあるジョゼップ・グアルディオラの下で指導を受けているが、英『Daily Mail』はほとんど成長が見られないと厳しい主張をしている。昨季のスターリングはレロイ・サネ、ガブリエウ・ジェズスらとともに若手3トップを形成するなど主力としてプレイしたが、スタッツで見るとリヴァプール時代から進歩があるわけでもない。

同メディアはリヴァプールでの最終シーズンとなった2014-15シーズンと昨季のスタッツを比較しているが、ほとんどの部分でリヴァプール時代に劣っている。アシスト数では2014-15シーズンが7、昨季は6、チャンスメイクの数は2014-15シーズンが1試合平均2・22回、昨季は1・65回まで落ちる。シュート数は2014-15シーズンが1試合平均2・48本、昨季は2・29本だ。ドリブル成功回数は2014-15シーズンが1試合平均3・04回、昨季は2・97回だ。パス成功率は2014-15シーズンが81%、昨季は80%だ。
僅かな差ではあるものの、リヴァプール時代の方が良い数字を記録している。もちろん2014-15シーズンのスターリングはリヴァプールでも中心的な存在だったため、ボールが集まりやすい立場にいたのは間違いない。ただし、数字を見る限りではグアルディオラの下で大きく成長したとは言えない。今季も先発出場は1試合のみとなっているが、スターリングのキャリアはこのままで大丈夫なのか。

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