“ドイツの日本の首都”・デュッセルドルフが宇佐美を助けるか 独紙も日本の才能に注目

アウグスブルクで苦戦した宇佐美 photo/Getty Images

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ロシア行きへ正念場

ヴァイッド・ハリルホジッチが日本代表の指揮官に就任して以降、お気に入り選手の1人として召集され続けていたのがFW宇佐美貴史だ。しかしワールドカップ出場を決めた31日のオーストラリア代表戦に宇佐美の名前はなく、代表入りへ日本の天才は正念場を迎えている。

宇佐美は昨夏に2度目の欧州挑戦としてアウグスブルクに移籍したが、なかなか出番を得られずに苦戦。チームのスタイルにも合わず、今夏ドイツ2部のデュッセルドルフへのレンタル移籍を決めた。これからの1年はロシア行きの切符を掴むために大きなチャレンジに挑むことになる。

独『Express』もデュッセルドルフに合流した宇佐美のことを特集しており、活躍に期待している。同メディアがポイントの1つに挙げたのがデュッセルドルフの環境で、デュッセルドルフには多くの日本人が住んでいることでも有名だ。それが宇佐美にとって特別なサポートになる可能性があると伝えており、同メディアが「ドイツの日本の首都」と呼ぶ場所は能力をフルに発揮するうえで良い環境となるかもしれない。
浅野、乾、久保裕也、原口、本田とサイドのポジションはライバルも多いが、日本屈指のテクニシャンである宇佐美はこの1年で再びハリルホジッチを納得させられるか。

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