ナポリ会長、インシーニェのバルサ移籍を企てた豪腕代理人に噛みつく

ナポリへの残留を強調したインシーニェ photo/Getty Images

「ライオラは好き勝手に事を運ぼうとする」

2010年1月に現所属先のナポリでプロデビューを果たしたFWロレンツォ・インシーニェ(イタリア代表)。パリ・サンジェルマンに移籍したネイマールの後釜確保を目論むバルセロナから熱視線を注がれていたものの、一貫してナポリ残留を強調し、同クラブへの忠誠を誓っている。

こうした状況のなか、同クラブの会長を務めるアウレリオ・デ・ラウレンティス氏が同選手の移籍の噂について言及。水面下で同選手のバルセロナへの移籍を企てたミーノ・ライオラ氏(同選手の代理人)を牽制した。伊『il messaggero』が伝えている。

「ライオラがバルセロナにインシーニェを提供しようとしたらしいね。彼は自分の好き勝手に事を運ぼうとするが、そのようなことはさせない。彼は以前にもマレク・ハムシクを移籍させようとしたが、その後(ハムシクは)10年も一緒に苦楽を共にしている。ライオラが今後もインシーニェの移籍を企てるのか、しっかり見届けることにするよ。ただ、私の目が黒いうちは不可能だがね」

今季のセリエAで開幕2連勝を果たし、UEFAチャンピオンズリーグでも順当にプレイオフを勝ち抜いたナポリ。更なる躍進にむけて現有戦力の流出を避けたいところだが、同会長が健在である限りそのような事は杞憂にすぎないのかもしれない。

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