ウェールズはドイツ、ブラジルともやり合える 代表監督「誰のことも恐れなくていい」

ウェールズ代表を率いるコールマン photo/Getty Images

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チーム力に絶対の自信

EURO2016での快進撃をワールドカップにも繋げられるだろうか。2018ロシアワールドカップ・欧州予選を戦うウェールズ代表は、2日にオーストリア代表を1-0で下してワールドカップ出場に望みをつないだ。ウェールズの所属するグループDではセルビアが勝ち点を15に伸ばして首位をキープしており、今回勝利したウェールズは勝ち点11の3位だ。今節は勝ち点13で2位のアイルランド代表が最下位のジョージア代表相手にまさかのドローに終わったため、ウェールズは勝ち点差を詰めることができた。まだ出場の望みは残っている。

ウェールズは昨夏のEURO2016でベスト4にまで進出しており、サプライズの1つとして大きな注目を集めた。強豪国を撃破する力も持っており、エースのガレス・ベイルにはキャリアの中で1度はワールドカップに出場してほしいところ。

英『Telegraph』によると、今回のオーストリア戦の前にはウェールズ代表を指揮するクリス・コールマンもチームの実力に絶対の自信を持っていることをアピールしていた。コールマンは「失礼な意味ではないが、我々は予選の残り試合全てに勝てる。この発言の意味を分かっているが、私はブラジル、スペイン、ドイツにも同じことを言うだろう。私は選手とチームに自信を持っている。特にここカーディフが満員の時はね。我々が正しくプレイすれば、恐れる必要はない。我々は誰のことも恐れなくていいんだ」と語っており、世界の強豪国相手とも互角に渡り合えると自信を見せていた。
欧州予選も残り3試合となり、ウェールズはここからモルドバ、ジョージアと格下相手とアウェイゲームを戦い、最後にグループのライバルでもあるアイルランド代表と戦う予定となっている。この時までに順位がどうなっているかは分からないが、アイルランドとは予選突破かプレイオフ行きを懸けた死闘となる可能性は高い。舞台はコールマンが絶対の自信を持つカーディフだが、逆転でのワールドカップ出場はあるか。

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