モドリッチ、FIFAの試合延期後の措置に怒り心頭「選手に対する配慮が足りない」

怒りを露わにしたモドリッチ photo/Getty Images

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過密日程を余儀なくされたクロアチア代表

現地時間3日に行われたロシアW杯の欧州予選で、クロアチア代表がコソボ代表に1-0で勝利した。

本来であれば現地時間2日に消化する予定であったこの試合。しかし、2日の豪雨により前半途中で試合が中断され、翌日に試合が延期(再開)される形となった。このFIFA(国際サッカー連盟)の決定に異を唱えたのが、クロアチア代表MFルカ・モドリッチ。中1日で5日のトルコ代表戦を戦うことになった事実を引き合いに出し、同連盟の選手に対する配慮の欠如を指摘した。スペイン紙『MARCA』などが伝えている。

「FIFAは選手のことなんて全く気にかけていないし、(選手への)配慮が足りない。あくまで滞りなく試合が実施されたかどうかが彼らの関心事なんだ。なぜトルコ代表との試合を水曜日に延期しなかったのか、理解に苦しむよ」
現在グループIの首位に位置するクロアチア代表は、勝ち点差2でウクライナ代表、同差3でアイスランド代表、同差5でトルコ代表と、混戦を強いられている。ただでさえ厳しい状況に日程面のハンデが重なってしまったことで、モドリッチの怒りが頂点に達したようだ。異常気象や事件・事故が増えている昨今だが、今一度議論が必要なテーマであることは確かだろう。

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