ヴェンゲルがサポーターに応援要求 「チーム力が十分ではないとか考えるのは効果がない」

アーセナルを率いるヴェンゲル photo/Getty Images

前向きにチームのサポートを要求

ストーク・シティには0-1、リヴァプールには0-4と、アーセナルは開幕3試合で早くも2敗を喫してしまう厳しいスタートを切った。特にリヴァプール相手の敗北はショックが大きく、サポーターも意気消沈といったところだろう。

しかし、指揮官を務めるアーセン・ヴェンゲルはサポーターの対応に注文をつけている。英『METRO』によると、ヴェンゲルは諦めたような気持ちでは何も生まれないと考えているようで、成功を収めるためにもサポートを続けてほしいと語っている。

「我々は自分たちの強さを忘れずに信じて続けるべきだ。成功のシーズンにするためにはサポーターが必要なんだ。我々のサポーターは、チーム力が十分ではないとか、上手くやってないと言い、今季はノーチャンスと考える。これは効果がない。我々は今もサポーターに応援してもらいたい。成功するチームになるためにはそれが必要だ。1ヶ月半も経たぬ前にコミュニティシールドを制したこと、そしてFAカップを同じメンバーで納得できる形で制したことを忘れてはならない。間違いなく今の段階で優勝争いを諦めるのは愚かだよ」

アーセナルは苦しいスタートとなったが、それでもまだ3試合が消化されただけだ。3連勝を達成したマンチェスター・ユナイテッドでも、どこかのタイミングで躓く時はくるはず。まだまだ優勝を狙うことは可能で、サポーターも今季を捨てるのは早すぎるだろう。

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