ミランSD、夏の移籍期限前倒しに賛同 プレミアに続きセリエAでも制度改革の気運

夏の移籍期限の前倒しを訴えたミラベッリ氏(左) photo/Getty Images

欧州各地で動きが拡大

夏の移籍期限前倒しの是非を問う投票がプレミアリーグ20クラブのチェアマンによって行われ、来夏より同リーグ所属クラブの選手獲得期限を新シーズン開幕直前の木曜日(現地時間17時)までに設定することで合意した。

イタリアのミランでスポーツディレクターを務めるマッシミリアーノ・ミラベッリ氏は一連の合意について言及し、イタリア国内で同様の制度が採用されることを願うコメントを発した。7日付けの伊『calciomercato』が伝えている。

「移籍市場の早期閉幕は我々現場の人間にとって喜ばしいことだ。今の制度では期間が長すぎるし、既に新シーズンの公式戦に臨んでいる監督にとって決して好ましい状況ではない。移籍期限の前倒しが(セリエAでも)実現することを願っているよ」

現段階で欧州の各リーグでは概ね8月末日や9月上旬に移籍期限最終日が設定されているが、新シーズン開幕後に自軍の選手を引き抜かれる恐れがあるなど、現行制度の不備が指摘されている。プレミアリーグでの制度改革やミラベッリ氏の発言がきっかけとなり、欧州各地で同様の取り組みが急速に進むかもしれない。今後の動向に注目が集まる。

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