インテルと契約延長で沈黙を破ったペリシッチ 夏の移籍話にはストレスを感じていた?

インテルとの契約を延長したペリシッチ photo/Getty Images

プレシーズンの裏話も明かす

インテルは8日、クロアチア代表MFイヴァン・ペリシッチとの契約を延長したことを発表した。なお、新たな契約は2022年6月30日までとなっている。

現在28歳のペリシッチはクラブ・ブルッヘやボルシア・ドルトムント、ヴォルフスブルクなどを経て、2015年夏にインテルへ移籍した。自身初のセリエAでは、加入初年度から34試合に出場して7ゴール5アシストを記録し、インテルの主力として活躍。その後もチームに欠かせない存在となっており、昨季は36試合で11ゴール11アシストを挙げている。今夏の移籍市場では、マンチェスター・ユナイテッドなどいくつかのビッグクラブがペリシッチの獲得を狙っていたようだが、最終的にチームへ残留。第2節を終えた時点で1ゴール3アシストの活躍を見せており、開幕戦からの連勝の立役者となっていた。

そんなペリシッチはクラブの公式チャンネル『Inter Channel』のインタビューに応じ、「特別な日になった。ストレスを感じた夏も終わったし、間違いなく幸せだ。今は前だけを見ているし、インテルのことだけを考えているよ」とコメント。さらに「長い間、口を閉ざしていたけど、今だからこそ言えることがある。プレシーズンにスパレッティ監督とすでに話し合いを行っていたんだ。一緒に仕事を続けていけば、さらに良い選手なると彼は言ってくれたよ。一緒に働いたことがあるハンダノビッチも、監督には良いところしかないと言ってくれたしね」とプレシーズンの裏話なども明かしている。

はたして、ペリシッチはこの調子でインテルにかつての輝きを取り戻させることができるのか。ゴールもアシストもできる「左サイドの要」が、ミラノの名門を栄光へと導く。

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