リヴァプールOBがアーセナルの守備を批判 「新たなDF獲得しなかったことは驚きだった」

アーセナル指揮官のヴェンゲル photo/Getty Images

プレミア制覇は難しいとの見方

今季のアーセナルは最低でもトップ4入り、その先にプレミアリーグ制覇を1つの目標としているが、今の陣容でその目標を達成できるのだろうか。

英『Evening Standard』によると、解説を務める元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏は難しいと考えているようで、その理由が新たなセンターバックを獲得しなかった今夏の補強策にあると語っている。

「成功したいのなら、強力な守備組織が必要だ。アーセナルは昨季44失点していて、これは多すぎる。得点を増やすより失点を減らすことを目標にすべきで、それからタイトルにチャレンジするチャンスが生まれる。ここ3シーズンの王者を見ても、昨季のチェルシーは33失点、レスターは36失点、その前のチェルシーは32失点だった。だからこそアーセナルが新たなセンターバックを獲得しなかったことは驚きだった。特に3バックでのプレイが多くなるのならね」

これはキャラガー氏の古巣であるリヴァプールにも言えることだが、攻撃に強みを持つ両チームは今夏に欠点と指摘され続ける最終ラインに目立った手を加えなかった。アーセナルはすでにリヴァプールに0-4で敗れ、リヴァプールもマンチェスター・シティに0-5で敗れるなど守備が崩壊する試合があった。これで優勝を目指すのは厳しいようにも思えるが、両チームにチャンスはあるのか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ