昨季のレアルに欠かせなかった”凄腕の第2FW” マジョラルに集まる期待

レアルのマジョラル photo/Getty Images

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モラタの穴埋めが成功のカギ

9日のレバンテ戦でFWカリム・ベンゼマが負傷したことで、レアル・マドリードの前線では第2FWの存在が注目を集めている。昨季はアルバロ・モラタがその役を務め、さらに第3FWとしてマリアーノ・ディアスもいた。マリアーノは出番こそ少なかったが、コパ・デル・レイなどで結果を出していた。

その2人はモラタがチェルシーへ、マリアーノがリヨンに移籍。モラタは開幕5試合で3ゴール2アシストと結果を出し、マリアーノも6試合で4ゴールと能力の高さを証明している。2人が揃ってクラブを離れたのは痛いが、米『ESPN』はモラタやマリアーノが務めていた役割をボルハ・マジョラルに任せられるはずと主張している。

マジョラルは昨季までヴォルフスブルクにレンタル移籍していたが、今夏レアルに復帰。前節のレアル・ソシエダ戦では1ゴールを記録し、さらにカウンターから1人で持ち込んで相手のオウンゴールを誘発している。同メディアはマジョラルがリーガ・エスパニョーラの舞台でもある程度通用することが分かったと考えているようで、ベンゼマ不在の約1か月でマジョラルがどこまで暴れられるかに注目している。
レアルほどのクラブならばワールドクラスのセンターフォワードを2枚揃えてもいいが、ベンゼマが絶対的なファーストチョイスになっている以上もう1人スター選手を連れてくるのは難しい。今のレアルにはベンチでもあまり不満を示さず、出場機会を与えられた際にはしっかり結果を出す便利なFWが求められている。まだ若いマジョラルはその条件に合うと同メディアは捉えているようだが、マジョラルは全てのタイトル獲得を狙うレアルに欠かせない凄腕の2番手FWとしてチームに貢献できるだろうか。

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