トッテナムのエースが退団する恐れも…… 元指揮官「彼を留める唯一の方法はタイトルだ」

トッテナムのケイン photo/Getty Images

タイトル獲得がエース残留の最低条件か

今やすっかりトッテナムのエースになったFWハリー・ケインは、昨年12月にクラブとの契約を2022年まで延長している。幼少期からトッテナムのサポーターだったことも明かしており、クラブへの忠誠を誓っているのは間違いない。しかし、元トッテナム指揮官のティム・シャーウッドは今季の結果次第ではケインがクラブを離れる可能性があると指摘している。

英『Daily Mirror』によると、シャーウッドが気にしているのはタイトルだ。トッテナムは昨季もプレミアリーグで2位に入るなど健闘したが、国内カップ戦を含めタイトルを獲得できていない。シャーウッドは今季も無冠ならばケインの考えが変わってしまう恐れもあると気にしており、バルセロナやレアル・マドリードなどメガクラブに引き抜かれる可能性を語っている。

「彼を留める唯一の方法は今季何かタイトルを獲得することだ。それはカラバオ・カップではないかもしれないし、リーグ戦やFAカップでなければならないかもしれない。トッテナムはケインにとって素晴らしいクラブだ。彼はクラブのグラウンドに近いところで成長し、子供の頃から愛していたクラブだ。しかし、そうしたものは長くは続かない」

また、かつてアーセナルなどで活躍したイアン・ライト氏も「彼のインタビューを見たけど、彼は継続的にチャンピオンズリーグでプレイして優勝したい、そしてバロンドールを勝ち取りたいと考えている。彼は非常に野心のある選手だよ」と語っており、将来的にステップアップを考える可能性があることを示唆している。今季もトッテナムでタイトルを獲得できなければケインの考えが変わることになるかもしれないが、トッテナムはスーパースターとなったストライカーを引き留められるのか。

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