カンナバーロやネスタよりもっと前 トッテナムDFが明かす幼少期のアイドルとは

トッテナムのサンチェス photo/Getty Images

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世代は違うが良きお手本に

今の若手DFがお手本とする選手は誰だろうか。イタリア代表としてワールドカップも制したファビオ・カンナバーロや、アレッサンドロ・ネスタ、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したリオ・ファーディナンド、バルセロナで闘将だったカルレス・プジョルなど2000年代でも活躍したレジェンドたちを参考にしてきた若手DFも多いだろう。

そんな中、今夏トッテナムに加入したDFダビンソン・サンチェスはさらに古い時代のサッカーを見ていたようだ。英『Daily Mail』によると、サンチェスが参考にしていたのはミランやイタリア代表で活躍したフランコ・バレージ氏だ。サンチェスは1996年生まれの21歳で、バレージ氏が現役を引退したのが1997年となっているため、生でバレージ氏のプレイを見るのはほとんど不可能だった。

しかしサンチェスは動画などでバレージ氏のプレイをよく見ていたようで、世界を代表する素晴らしいセンターバックとして多くのことを学んだことを明かしている。
「僕にとって最大のアイドルはイタリアとミランの伝説的なDFだったバレージだよ。彼の試合を僕が見るには若すぎるけど、ゲームにおいてミランの守備がいかにパワフルなものだったか皆が口にしている。僕は学ぶために彼のプレイをyoutubeで見た。時代は違うけど、バレージやマルディーニのビデオから多くのものを受け取ることができるよ」

バレージ氏はセンターバックとしてあまり大柄な選手ではなかったものの、読みの鋭さを活かしてインターセプトを連発するなどDFとしての基礎をマスターしていた存在だった。時代が変わっても学ぶべき点は多いはずだ。

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