主力放出で弱体化が懸念されるも…… ローマの心臓「今季が楽しみでしょうがない」

ローマの心臓として今季もチームを牽引するナインゴラン photo/Getty Images

ウディネーゼ撃破で3連勝

ローマは23日、セリエA第6節でウディネーゼをホームのスタディオ・オリンピコへ迎え入れた。

試合は、12分にエディン・ジェコのゴールで先制に成功したローマ。30分と45分にステファン・エル・シャーラウィが立て続けにゴールを奪い、前半を3点リードして折り返す。後半に入ると、隙を突かれて90分に失点するも、ローマが3-1でウディネーゼを撃破。この結果、リーグ戦で3連勝を飾っている。

試合後、この一戦でフル出場を果たした『ローマの心臓』、ラジャ・ナインゴランが伊『MEDIASET PREMIUM』などのインタビューに応じ、次のように語った。

まず「僕たちは素晴らしいサッカーを行い、この試合で勝利を手にした。今日の試合では非常に良い展開もあったと思う。ただ、試合のアドバンテージを利用し、うまくコントロールする必要がある。重要なことはチームが勝利することだからね」と振り返ったナインゴラン。勝利を喜びつつも、最後の不要な失点を悔いるようであった。

そして「僕たちはシーズンの早い段階で多くの批判を浴びていた。そんな中で、僕らはたくさん努力し、普通のサッカーから改善することができている。時間が経てばさらに良くなるだろうし、僕は今季が楽しみでしょうがないよ」とコメント。モハメド・サラーなど昨季の主力選手が何名か退団し、弱体化が懸念されていたことや、インテル戦で逆転負けを喫したことで、今季のチーム状態が不安視されていたことなどを、改めて一蹴している。

ローマは第7節でACミラン、第8節でナポリ、第9節でトリノと対戦する。好調クラブとの3連戦で、どれだけ勝ち点を積み上げられるかが今季前半戦のカギとなるかもしれない。昨季2位の意地を見せることができるのか。

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