今のドルトムントならレアルを呑み込めるかも スペイン紙も”恐怖のアウェイ戦”に注目

攻撃陣が爆発するドルトムント photo/Getty Images

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ドルトムントの本拠地はアウェイ側にとって脅威

26日に行われるチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節の注目カードの1つが、死の組とされるグループHのドルトムント対レアル・マドリードの一戦だ。ドルトムントは第1節こそトッテナムにアウェイで敗れたものの、国内リーグでは圧倒的な強さを披露している。今回はホームで戦えることもあり、レアルと言えども苦戦するのは確実だ。

23日のボルシアMG戦でドルトムントは今季リーグ戦初失点を喫したものの、その試合も6-1で完勝。ここまでリーグ戦6試合で5勝1分、19得点1失点と驚異的な強さだ。スペイン『MARCA』もドルトムントの攻撃力を警戒しており、「ウスマン・デンベレが抜けた穴を感じさせない」とその恐ろしさを伝えている。エースのピエール・エメリク・オバメヤンはもちろん、若いクリスティアン・プリシッチなど今のドルトムントはどこからでも得点を奪えるチームだ。

さらに同メディアが警戒しているのは新加入選手の働き、そして何と言ってもドルトムントの本拠地であるシグナル・イドゥナ・パルクの異様な雰囲気だ。アウェイチームを呑み込むほどの黄色い壁は強烈なプレッシャーで、あのムードに圧倒されてしまうチームも少なくない。新加入選手ではDFエメル・トプラク、MFマフムード・ダフード、FWアンドリー・ヤルモレンコ、マクシミリアン・フィリップらがすでにフィットしており、ドルトムントはチームとして上手くまとまっている。
一方でレアルは開幕から失点が続くなど苦戦しており、出場停止処分から復帰したクリスティアーノ・ロナウドにもまだ当たりがない。今の両チームの出来を考えるとドルトムントがレアルを撃破しても不思議はなく、そうなれば死の組との表現がふさわしい混戦模様となってきそうだ。

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