「自分をメッシだと思っているのか?」 カバーニとネイマールの関係性は初対面から最悪か

ネイマールとカバーニ photo/Getty Images

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最初の印象から悪かった?

17日のリヨン戦で起こったキッカー騒動から一気に注目を集めたのがパリ・サンジェルマンFWエディンソン・カバーニとネイマールの関係性だ。ネイマールとカバーニはリヨン戦後に口論となり、ネイマールがカバーニの売却を要求したとの報道もある。

このキッカー騒動から両者の関係悪化に注目が集まったが、初対面の時点で問題があったのかもしれない。スペイン『El Pais』は、カバーニがネイマールと初めてチームメイトとして会った際に良い印象を持たなかったと伝えており、カバーニはネイマールの態度から「君は自分をメッシだと思っているのか?」と問いかけたという。

同メディアはジョークか本気か分からないとしながらも、ネイマールがこの発言を快く受け止めなかったはずとの見方を示している。ネイマールはPSGに王様として迎えられ、チームが自身を中心にチームを構築していく考えであることを理解しているはず。そうした態度がカバーニに悪い印象を与えた可能性はある。
先日にはクラブのナセル・アル・ケライフィ会長が事態を収めようとカバーニに対してPKキッカーを譲れば100万ユーロのボーナスを支払うオファーを提示したと言われるなど、解決法も決して良い形ではない。カバーニはこの申し出を断ったと言われており、PSGは今ひとつチームとしてまとまることができていない。ネイマールの獲得で欧州の強豪クラブと互角に戦うことができるようになったが、そのぶん内部の問題も大きくなったと言えよう。

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