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「まるでモウリーニョ時代のインテルだ」 マテウス氏お墨付きのクラブとは|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

「まるでモウリーニョ時代のインテルだ」 マテウス氏お墨付きのクラブとは

攻撃のバリエーションを増やしているアトレティコ photo/Getty Images

3度目の正直となるか

今季のリーガ・エスパニョーラ第6節終了時点で、4勝2分の2位につけているアトレティコ・マドリード(以下アトレティコ)。今季も自慢の堅守速攻を活かして同リーグ無敗を継続するなど、上々のスタートを切っている。

今季も国内タイトル獲得やUEFAチャンピオンズリーグ(以下CL)の制覇が期待されるなか、かつてドイツ代表として活躍したローター・マテウス氏がアトレティコの近年のパフォーマンスについて言及。同クラブの闘争心溢れるプレイスタイルに対し、熱烈な賛辞を贈ったことが英『THE Sun』で伝えられている。

「今のアトレティコは私にとって特別なチームだ。まるでジョゼ・モウリーニョ(現マンチェスター・ユナイテッド指揮官)が率いていた頃のインテルのように、屈強なフィジカルを活かした激しいプレイで勝利を積み重ねている。私は現役時代にディエゴ・シメオネ(現アトレティコ指揮官)とピッチ上で対戦したことがあるが、彼から受けたタックルの傷は未だに残っている。現役時代から変わらない彼の闘争心が、アトレティコの選手たちに良い影響を与えているんだ。3~4年前は彼らの戦いぶりを守備的すぎると言う人もいたが、私はそうは思わない。昨シーズンのCL・ラウンド16でレヴァークーゼンを相手に4点を奪ったように、状況に応じて攻撃的にも振る舞えるんだ。一時チェルシーに移籍していたフィリペ・ルイスの復帰が大きかったと思う。彼の計算尽くされた攻め上がりのタイミングは特筆に値するよ」

[4-4-2]の布陣をベースとした堅固なゾーンディフェンスも然ることながら、直近の公式戦では自陣深くでブロックを敷く相手を切り崩す術も身につけつつあるアトレティコ。主にサイドハーフを担うヤニック・フェレイラ・カラスコやサウール・ニゲスらが独力突破で自サイドを深く抉るほか、両サイドバックのフィリペ・ルイスやフアンフランが中央にポジションをとって瞬時にパスコースを増やすなど、多彩な攻撃を繰り出している。直近の5シーズンで2度のCL決勝進出を果たしている同クラブだが、今季こそ3度目の正直となるだろうか。同クラブの躍進に注目が集まる。

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