なぜベルギー代表は”ニンジャ”を召集しないのか 伊メディアも驚き「サポーターも戸惑っている」

ローマに所属するナインゴラン photo/Getty Images

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能力はワールドクラス

現在のベルギー代表には欧州主要リーグで活躍する優秀な選手たちが多く、タレント力ではワールドカップ制覇を狙うことも不可能ではない。先日には10月の2018ロシアワールドカップ欧州予選を戦うメンバーが発表されたが、エデン・アザールやケビン・デ・ブライネなど豪華な名前が並んでいる。

そんな中、今回も代表監督のロベルト・マルティネスはローマMFラジャ・ナインゴランを招集しなかった。ナインゴランは前回の代表戦でも招集されず、その際には怒りのあまり代表を引退するとまで宣言していた。結局ナインゴランはもう1度ワールドカップを目指したいと気持ちを変えたのだが、今回もメンバーには選ばれなかった。

ベルギーには優れたMFが多くいるが、ナインゴランもワールドクラスの選手だ。中盤で相手を潰すこともでき、遠い距離から強烈なミドルシュートを打つこともできる。攻守両面において高い能力を持っており、セントラルMFとしては今や世界最高の座を争う存在と言ってもいい。その選手を招集しないのは驚きだ。
伊『Calciomercato』も、「マルティネスの判断にはサポーターも解説陣も戸惑っている」と伝え、忍者と呼ばれるナインゴランの招集外に驚いている。今のベルギーにはナインゴランと同じような仕事をこなせる選手は見当たらないが、本当にナインゴランは不要なのか。マルティネスとの関係に問題があると言われているが、招集外との判断に世界が驚いている。

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