ウェールズ、“黄金期到来”も60年ぶりの偉業達成ならず ショックを隠しきれない指揮官

悔しさを口にしたコールマン監督 photo/Getty Images

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逆転でプレイオフ進出を逃したウェールズ

9日にロシアW杯の欧州予選が行われ、グループDで2位のウェールズ代表と勝ち点1差で3位のアイルランド代表が対戦した。

試合は、両チームともになかなか均衡を破ることができず、前半をスコアレスで折り返したが、57分についに動く。右クロスから中央へ走りこんだジェームズ・マクリーンが右足で合わせ、先制に成功したアイルランド。最後までこの1点を守りきり、1-0でウェールズを撃破した。この結果、2位に浮上したアイルランドの逆転プレイオフ進出が決定。一方、1958年大会以来、60年ぶりの本大会出場を目指していたウェールズの夢は、儚く散ることとなった。

試合前「ウェールズは黄金期を迎えている」と述べ、自信を見せていたクリス・コールマン監督。やはり欧州予選敗退のショックは隠しきれないようで、英『sky SPORT』のインタビューに応じると「今、私の心に残っているのは、ドレッシングルームで落胆している選手たちの顔だけだ。選手たちはこの結果に失望している。とても残念だよ。ただ、選手たちは誇り思って良いと思う。私が言えるのはこれが精一杯だよ」と述べている。
さらに、ロシア行きのチケットを逃したことで、自身の進退について聞かれると「私の今後についてかい? わかっているよ。だが、今はまだ考えることができない。落ち着くまで少し時間がかかると思うし、将来についてはそれから話し合うつもりさ」とコメントした。

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