W杯初出場が決まったパナマ、歴史的快挙に国中が歓喜 大統領が異例の発表も

パナマのフアン・カルロス・バレーラ大統領 photo/Getty Images

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試合翌日を「国民の休日」に

10日に行われたロシアW杯・北中米カリブ海最終予選の最終節で、コスタリカ代表を2-1で撃破したパナマ代表。他会場でアメリカ代表がトリニダード・トバゴ代表に敗れたため、W杯ストレートインとなる3位に浮上し、逆転でロシア行きを決めた。なお、W杯出場はパナマ史上初となる。

この歴史的快挙に国中が歓喜。そして、パナマのフアン・カルロス・バレーラ大統領も喜びのあまり異例の発表を行った。米『ESPN』などによると、W杯初出場が決まった試合直後に自身の公式Twitterを更新したバレーラ大統領は「人々の声が聞こえてきました。パナマの歴史的な日をみんなで祝福しましょう。明日は国民の休日にします」と投稿。試合翌日の11日を急きょ休日にしたという。さらに、選手や監督へ「チームよ、ありがとう。今日、あなたたちはパナマ国民400万人以上の夢を叶え、歴史を作った。2018年、ロシアへ行こう!」と賛辞を送っている。

はたして、パナマはこの勢いで本大会でも飛躍を遂げることができるのか。北中米カリブ海最終予選ではメキシコやアメリカと引き分けるなど、初出場ながらロシアでも決して侮れないチームとなるかもしれない。

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