代表でもクラブでも長谷部は欠かせない フランクフルトOB「彼はチーム最高の選手」

フランクフルトを支える長谷部 photo/Getty Images

リベロの能力を絶賛

日本代表でにとっても、フランクフルトにとってもMF長谷部誠は重要な存在だ。パフォーマンスはもちろん、チームメイトをまとめる能力は欠かせないものとなっている。

その長谷部をクラブOBのマンフレード・ビンツ氏も称賛している。独『Bild』によると、同氏はリベロとしてプレイする長谷部のことを非常に高く評価しており、「彼はフランクフルト最高の選手だ。ボールもしっかり持てる。希望を言うなら、もう少し攻撃に絡んでほしいことのみだね」と語っている。

長谷部をリベロで起用したのは指揮官ニコ・コバチの判断だが、昨季からこのやり方はヒットしている。長谷部はボランチを本職とする選手のため、リベロの位置からシンプルにパスを繋ぐことも苦にしていない。加えて冷静に状況を判断する目があり、危ない場面を察知する能力にも優れている。チームメイトからの信頼も厚く、チームの中心選手の1人だ。

しかし残念なことに最近の長谷部は膝の痛みに悩まされており、復帰と離脱を繰り返す格好となっている。同氏は自身の経験からしか助言することはできないとしながらも、一定期間休むことも必要との見方を示している。

日本代表にとっても選手のメンタル面までケアしてくれる長谷部の存在は重要で、2018ロシアワールドカップには元気な姿で出場してほしいところ。まずは膝をしっかり治して継続的にプレイできる状態を整えることが先決だろう。

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