調子が上がらないミラン、原因はCEOにあり!?「ファッソーネはサッカーを知らない」

試合前に話をするモンテッラ監督(左)とファッソーネCEO(右)photo/Getty Images

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モンテッラを擁護するカターニャCEO

カターニャのCEOを務めるピエトロ・ロ・モナコ氏が、ACミランの現指揮官ヴィンチェンツォ・モンテッラを擁護している。

チャイナマネーを手に入れたことで、今夏の移籍市場で大金を投じ、レオナルド・ボヌッチやフランク・ケシエといった即戦力となる選手を多く獲得したミラン。しかし、積極補強とは裏腹に、セリエA第7節を終えた時点で早くも3つ目の黒星を喫し、ピンチに立たされている。そのため、モンテッラ監督の解任報道が早くも浮上。しかし、ミランの不調の原因は、指揮官や選手だけではないのかもしれない。

カターニャ時代のモンテッラ監督(2011-12に監督としてチームを指揮)を知るロ・モナコ氏が、伊『radio INCONTRO OLYMPIA』でミランの不調の原因について次のような見解を示している。
「インテル対ミラン戦は非常に繊細な試合になるだろう。予想を覆すようなダービになるかもしれないね。しかし、ファッソーネ(ミランCEO)は、サッカーについて何も知らない。モンテッラは非常に有能な監督だが、ファッソーネが混乱を与えてしまい、とても困難な状況に追い込んでいる。技術指導の変更を求める彼らによって、ミランが脅かされる可能性が高い」

15日にはインテルのとのミラノダービーを控えているミランだが、この一戦に勝利し、チームを再び勝利街道へ乗せることができるのか。幹部らはモンテッラへの信頼を強調していたが、試合の結果次第では解任の可能性も。

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