コンテ、“イタリア復帰決断”報道を真っ向否定

去就が注目されているコンテ監督 photo/Getty Images

「いずれ祖国に戻るかもしれないが......」

昨夏よりチェルシーを率いているアントニオ・コンテ監督。一昨季のプレミアリーグで10位と低迷した同クラブを戦う集団に仕立て上げ、昨季の同リーグで優勝を成し遂げた同監督だが、補強方針をめぐるクラブ首脳との確執により今季限りでの退任の噂が各メディアで報じられるなど、去就が注目されている。

ミランの新監督就任やイタリア代表監督への復職の噂が囁かれるなか、同監督が自身の去就について言及。既に今季限りでのチェルシー退団を決断したという各メディアの報道を否定した。英『Evening Standard』が伝えている。

「私はただ、将来のある日にイタリアに戻りたいと言っただけだ。私の家族も今はイングランドにいるし、娘はチェルシーの練習場の近くにある学校に通っている。明らかにメディアの翻訳が間違っているね。いずれイタリアに戻る日がおとずれるかもしれないが、今の自分の立場はわきまえている。チェルシーとの契約はあと2年残っているし、このクラブの選手と一緒に仕事ができて幸せだ。私はチェルシーでの仕事を続けていくよ。クラブチームで働く監督のすべてが、長い間クラブに留まって何か特別なことを成し遂げたいと思っているはずなんだ。ただ、いつも言っているけれど、我々の仕事は非常に難しい。仮に最高の1日を過ごしたと自分で思っていても、自分の家に留まることになるかもしれないからね」

今季の同リーグで既に6得点を挙げているFWアルバロ・モラタを負傷で欠くチェルシーだが、10月に相次ぐ中2日や中3日の過密日程を乗り越え、優勝戦線に踏みとどまることができるだろうか。コンテ監督のマネジメントに注目が集まる。

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